松崎史也の、たくさん更新したり、全然更新しなかったりするブログです。
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病名、告知。
そして、この日がやってきました。
10月下旬。CT&穿刺から1週間後。

診察室の扉を開くと、先生はいつもの調子で
「松崎さん、結果が出ました。」
「病気・・・、何でした?」
鬼が出るか蛇が出るか。
答えが来るのがホントに怖い質問だった。
「病名はねえ、悪性リンパ腫。」
アクセイ?悪性・・・!?悪性の、腫瘍、それいった・・・

「簡単に言うとね、がんです。」
混乱する間もなく言い放たれた言葉。

え、ええ〜!?
溜めナシで言う?それ?
ちょっと!別室で言うとか
申し上げにくいんですが、とか
神妙な顔するとか、ねぇーの!?

え?がん?
がんなの?
がんじゃないって言ってなかった? 
え?死ぬの?死ぬんですか?

「悪性リンパ腫ってのはね、血液にできる病気でね、
だからこの腫瘍は肺にできてるんじゃなくて、
肺のところにあるリンパ節に、腫瘍ができて、
それが気管を圧迫して、咳が出てたわけ。」

は、はあ。

「がん、と言っても、悪性リンパ腫は大変治りやすい病気ですから。
心配いりません。10年後生存率は、8割と言われてます。」

高い数字、という意味で言ってくれてることは分かる。
分かるんだけど、
2割!2割は!?

「ウチの病院は、悪性リンパ腫の患者さんたくさん診てますし、
大丈夫ですよ。」
「あの、治療はどうやってやってくんすかね?やっぱ入院ですか?」
「そりゃあ入院だよ。がんだよ?」
「サクっと言いますねー。」
「いや隠してもしょうがないしね。」
この先生は終始こういう調子だった。清清しい。実際、いい先生だったと思う。

「で、入院どんくらいになるんすか?」
「2ヶ月、3ヶ月・・・半年くらいになるかもしんないし」
もっと長い方もたくさんいらっしゃる中、正直に言いますと
そんなに長いのか・・・、と暗い気持ちになりました。

「とりあえず、ホジキンか非ホジキンかにもよるんだよね。
多分ホジキンだと思うんだけど、まだ詳しく病理解剖しないと分からないんだ。」
以前この闘病記でも紹介した、ホジキンと非ホジキン。
この時点では、何にも分かってなかった。何せ初耳だ。

「それで、治療は・・・?」
「んー、放射線治療か、抗がん剤か・・・。手術は多分ないと思う。」
放射線!抗がん剤!
いよいよ、自分ががんなのだと、認識せざるを得ないコトバ達。

「『世界の中心で愛を叫ぶ』知ってる?」
「はあ」
「あれの長澤まさみみたいになるよ。治療してくと。」

し、死んでるー!!あれの長澤まさみは、死んでるー!!

「あ、毛が抜けたりって意味ね。」
その例え必要ねーから!ってか、明るく言う話題じゃねーから!

「とりあえず、入院のこととか、ご両親にも相談しないとね。
あと、担当の部署が変わるから、そっち行ってください。
ここは呼吸器科でしょ。悪性リンパ腫は、血液の病気だから、
ケッコウ内科で診てもらってくださいね。
そっちで治療法とか入院のこととか、決まっていくと思います。」

ケッコウ内科、というのは、血液、膠原病内科の略で、血膠内科。
これまで肺だと思ってたから呼吸器科に行ってたのが、移動になった。

先生のトーンが、全く暗くなかったので、
僕は実際、この文章のようなトーンで、気持ちが動いていたんだけど、
じわじわと、ずしりずしりと、
告知されたコトバが、現実味を帯びてくる。

僕の病気は、「がん」でした。
09:00 闘病記 comments(2) trackbacks(0)
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09:00 - - -
comment
あんまり重く言われても、余計に凹みそうだけど、あんまり軽くてもビビるね。
言われてる言葉自体は、重いのに。
「長澤まさみみたいになる」とか言うなよー(^^;)。
From. 亞希 at.2008/12/24 10:42
フミヤくん、抗がん剤治療の副作用、まだ出ているかな?
心配です。
シビアな話なのに、フミヤくんの軽快な文章に思わず笑ってしまいました。ごめんねん。
しかし、先生・・・(苦笑)
From. 理絵★ at.2008/12/24 11:57









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